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連載・進学お役立ち お仕事図鑑 IT業界
セールスエンジニア
ソフトウェアやハードウェアを個人や企業に販売する
コンピュータ・情報機器関連のソフトウェアやハードウェアといった商品を分かりやすく解説し、顧客に安心して購入してもらうことが仕事。顧客からの質問や要望にも応える必要があるため、表面的な知識だけでは成立しない。このため、一度エンジニアとして十分な経験を積んだ後にセールスエンジニアとなるケースも多い。
プログラマー
プログラミングを操り、ゲームやシステムを作り出す
C言語・Javaなどのプログラミング言語を使って、コンピュータープログラムを作る仕事。分野や会社環境によって使われるプログラミング言語は異なる。ゲーム制作・Webサイト制作・スマートフォンのアプリ制作・ネットショップのシステム開発・企業内で使われる業務用アプリケーションなど、需要は多岐に渡る。
システムエンジニア
要望のあるシステムを設計し、チームで開発を進める
ユーザーの要望を理解して、システムの枠組みを設計する仕事。システムの設計図に当たる仕様書を作成し、プログラマーなど開発を担当するメンバーに仕事を割り振って開発に取り組む。ときには自らプログラミングを組む場合もある。技術力のほかに、メンバーとの意思疎通・ユーザーとの連絡といったコミュニケーション能力が欠かせない。
データベースエンジニア
データベースシステムを開発し、企業の活動を支える
企業の顧客情報など、膨大なデータを管理し、有効に活用するためのデータベースシステムを作る仕事。開発には専用のソフトウェアやプログラミング言語を使うため、開発環境に沿った知識やスキルは欠かせない。このほか、設計の際は顧客のニーズを汲み取ってそれを実現させなければならないため、コミュニケーション能力や企画力も求められる。
ネットワークエンジニア
ITインフラのネットワーク環境を支える
コンピューターの安定したネットワーク通信を可能にするために、ネットワークやサーバーの設計・構築・運用を行う仕事。オフィス内で使うパソコンのインターネット接続から銀行ATMのネットワーク設計まで、需要は幅広い。ネットワークを介する情報の機密性も守らなければならないため、情報セキュリティの知識や技術も求められる。
システムコンサルタント
企業の問題点を探り、最適なシステムを提案する
企業が新しい情報システムを開発する際、第三者の立場として客観的にアドバイスしたり、方向づけを行ったりして、その企業に最適なシステム設計の提案をする仕事。システムを提案するためには、顧客企業の業務フロー・現在使われているシステム・経営に関する問題点などを調査して把握しておく必要がある。経験と洞察力が成果を左右する。
Webデザイナー
情報とイメージを発信するWebサイトをデザインする
映画の特設サイト・ショッピングサイト・SNS・コーポレートサイトなど、さまざまなWebサイトをデザインする仕事。依頼主の要望や意向をしっかりと汲み取った上で、見た目の美しさや使いやすさなどを追求して作り上げる。レイアウトにはセンスだけではなく、構成やユーザビリティに関する知識も必要とされる。
サポートエンジニア
高度な機器やソフトウェアの問題を解決に導く
自社製品のハードウェアやソフトウェアを導入した顧客からの相談・質問に対応する仕事。主に使用中のトラブルや操作方法、エラーの対処方法などに関する質問の相談窓口になる。ITに関する知識のない顧客から電話やメールで問合せを受けるため、分析力と専門用語を使わずに説明する忍耐強さが欠かせない。