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雑誌・漫画・書籍をかたちにするさまざまな仕事を見てみよう!

ライター 雑誌記者 校正者 イラストレーター グラフィックデザイナー フォトグラファー 編集者 スタイリスト

漫画原作者 漫画家 DTPオペレーター コピーライター 装丁家(ブックデザイナー) 作家

印刷技術者 営業 DTPオペレーター

ライター

ライター

雑誌を構成する様々な原稿を書き上げる

編集者から依頼を受けて、雑誌に載せたい芸能人やお店、流行りのコスメや話題スポットなどを取材して原稿を書く仕事。出版社に所属するライターは少数派で、独立したフリーランスの場合がほとんどだ。専門性や特別な資格がいらないため簡単に仕事を始められる反面、読んでいる人を惹きつけるような高いスキルが求められる。

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雑誌記者

雑誌記者

取材力と文章力を武器に、魅力的な記事を書き上げる

あらかじめ定められたテーマについて取材して、原稿にまとめる仕事。内容は時事から雑誌社が独自に取り上げる特集まで多岐に渡るため、雑誌記者には幅広い知識や調査力、行動力などが求められる。芸能・スポーツ・政治など特定の分野に特化した記者が多いが、なかにはジャンルを問わず活躍している記者もいる。

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校正者

校正者

文章やレイアウトを徹底的にチェックする

ライターや雑誌記者が書いた原稿をもとに作った誌面の「試し刷り」をチェックする仕事。誤字脱字や言葉の使い方、文法や文脈、データに間違いがないかなどを確認していく。膨大な量の言葉や文章、文脈をチェックしていくため、集中力と体力、知識が欠かせない。校正者の働きがあって、雑誌はより読者の信頼できるものとなる。

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イラストレーター

イラストレーター

誌面を分かりやすく、豊かにするイラストを描く

編集者から依頼される内容に応じて、雑誌に使うイラストを描く仕事。手書き風のイラストやCGを使った立体的なイラストだけではなく、「イラスト入りの地図」など、案件はさまざま。どんな依頼にも応えられるように、センスや技術を磨く努力が欠かせない。パソコンの専用ソフトを使うイラストレーターが多くなっている。

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グラフィックデザイナー

グラフィックデザイナー

デザインで誌面のイメージを作り上げる

雑誌の表紙や誌面をデザインする仕事。取り上げる内容や広告する内容に合わせて、文字・イラスト・写真といった素材をレイアウトしていく。「読み手がストレスなく読み進められる構成にする」「特集の内容に沿ったイメージを作り上げる」といった目的が前提にあるため、センス以上に知識と論理性が欠かせない。

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フォトグラファー

フォトグラファー

依頼に応じてクオリティの高い写真を撮る

取材現場や写真スタジオで人や物を撮影する仕事。雑誌の種類や依頼内容によって、モデル、グラビア、料理、風景、建物などさまざまな被写体を撮影する。多くのフォトグラファーは自分の得意分野を持っていて、それに特化している。フリーランスとして活動する場合が多く、カメラはもちろん、レフ板・照明などの機材を使いこなす必要がある。

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編集者

編集者

企画段階から世に出版するまでプロデュースする

企画を考えて、雑誌を作り上げていく仕事。取材の交渉をしたり、スケジュール管理したり、ライター・デザイナー・フォトグラファー・モデルといった各分野のプロフェッショナルに仕事を割り振ったりするのも編集者の役割だ。立ち上げから印刷会社に入稿するまで、雑誌作りの核として立ち回ることが要求される。

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スタイリスト

スタイリスト

撮影するモデルの魅力を最大限に引き出す

モデル撮影などに必要な、洋服や靴、小物、アクセサリーなどをコーディネートする仕事。ファッションセンスがあること、世の中のトレンドに敏感であること、細かいところにも気が利くことなどが要求される。ファッション分野以外にも、インテリア・雑貨・料理など、各ジャンルに特化したスタイリストが活躍している。

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漫画原作者

漫画原作者

漫画のストーリーやセリフを漫画家に提供する

漫画の設定・ストーリー・セリフを作って、原作を漫画家に提供する仕事。イメージを共有するために絵コンテを描くことはあるものの、基本的に自ら絵を描くことはない。発想力・文章力・取材などによる情報収集力・ページやコマ割りの構成力などが必要だ。脚本家や小説家が兼業で書いているケースも多い。

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漫画家

漫画家

多くの場合ストーリーも含めて漫画を完成させる

さまざまなジャンルの漫画を描く仕事。雑誌の新人賞を勝ち取るか、出版社に持ち込んで編集者に認められれば晴れて漫画家としてデビューできる。デビュー後、ヒット作を生み出すことに成功すれば高収入を得ることも夢ではない。週刊の連載などを受け持つ場合は、ハードなスケジュールをこなしていくことになる。

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DTPオペレーター

DTPオペレーター

デザインを印刷用のデータに加工する

デザイナーが作成した書籍・漫画・雑誌などのデータを印刷用に加工する仕事。印刷の段階でデザインの変更が生じてDTPオペレーターが修正を担当する場合もあるため、印刷に関する知識だけでなく、一定のデザインスキルも求められる。また、DTPオペレーターがデザイナーを兼務するケースも増えている。

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コピーライター

コピーライター

物事の本質を短いフレーズで表現する

読み手が短時間で書かれている内容や商品の魅力を理解できるように、雑誌・書籍・漫画などのコピーを作成する仕事。見出しなどの短いキャッチコピーだけではなく、その後に続く数行の文章(ボディコピー)なども手がける。一つの商品のコピーを作るに当たって何十、何百という案を出すのが一般的で、アイデア力が求められる。

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装丁家(ブックデザイナー)

装丁家(ブックデザイナー)

売上を左右する本の"顔"を生み出す

本のカバー・表紙・帯・もくじ・本文など、書籍をトータルにデザインする仕事。本はタイトルや装丁で衝動買いされる場合も多いため、デザインの出来栄えが売上を大きく左右する。本の企画に対する理解力や、それをイメージに変換するデザインスキルだけではなく、マーケティングに対する知識も求められる。

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作家

作家

文章やストーリーで人を惹きつけ、感動を与える

小説・エッセイ・ノンフィクションなどの作品を書き、商品として売る仕事。出版社から一定の原稿料が支払われるケースと、本の売り上げに基づいて印税が支払われるケースがある。徹底的な取材に基づいた情報として価値のある作品、情緒的で読者の共感を得る作品など、作風やターゲットは作家によってまったく異なる。

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印刷技術者

印刷技術者

雑誌・ポスターなどのデータを紙のかたちする

印刷会社で印刷機械を操作し、印刷を行う仕事。印刷する紙の質や工場内の温度・湿度を見極めながらインクの量を調整し、デザイナー・DTPオペレーターが作った制作物のデータを美しい印刷物に仕上げていく。微妙な色や光沢の違いが印刷物の印象を大きく左右するため、発注者の要望に応える熟練された技術力が欠かせない。

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営業

営業

本や雑誌でお金を稼ぎ、出版社の利益に貢献する

本や雑誌をお金に換える仕事。アパレル・自動車・不動産・レストランなどの企業に対して雑誌に広告を載せてもらう「広告営業」と、雑誌・漫画・書籍を販売してくれる書店を探す「書店営業」がある。書店にはスペースに限りがあるため、置いてもらえるかどうかは営業の腕にかかっている。どちらの営業も、出版社の利益に直結する大切な存在だ。

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